ドラマ「恋のツキ」の第1話のあらすじ・ネタバレ・感想です。
第1話 「映画館の恋」結末までのあらすじ・ネタバレ
アラサー女子の平凡な日常
31歳フリーターの平ワコ(徳永えり)は彼氏のふうくん(渡辺大知)と同棲をし、そろそろ結婚を考え始めていた。
そして、
「本当は毎晩(夜の営みで)めちゃくちゃにイカされたいけど、朝起きるのが大変だから早いふうくんは助かる。あの匂い落ち着く。このままずっと一緒にいんだよね。もうすぐ32だし・・・」
と自分に言い聞かせてもいた。
ワコは毎日に運を実感できる時などなかった。
あるのは当たり前の毎日。
彼氏のふう君からは、「 ワコさ、いつまでバイトしてんの?だらだらしてないでちゃんと就職してよ!」と急かされ、
姉からは、「あんた妹だから言うけど32だからと油断してるとあっという間に40になるよ」と忠告され、
友達からも、「子供産むつもりなら、就職してるほうがいいに決まってんじゃん!産休取れるんだよ!」と言われていた。
女は30歳を過ぎたら出産と結婚のことを考えなければいけない。
当たり前のことを当たり前にやらないといけないのだ。
ワコは焦りを感じていたが、この歳で新しい人なんか考えられなかった・・・
レアとの出会い
レアはなかなか出ない。
でも、レアが巡ってきた時、運を実感できる瞬間が来るのだ。
ある日、アルバイト先の映画館にある男の子が見にくる。
ワコにとってその子の顔はドストライクだった。
その男の子は映画が終わった後、席で眠り込んでいた。
その時、ワコは席の下に落ちていた学生証を拾うが、なんと「伊古ユメアキ(神尾楓珠)」という15歳の高校生だった。
顔を近づけて、匂うと生温くていい匂い。
しかも、ワコと同じスニーカでもあった。
ふと、起きたユメアキに動揺したワコは学生証を渡しそびれてしまう。
彼氏との日常
同棲して3年、付き合って4年。
たわいもない日常がワコにはかけがえのないものだった。
しかし、ワコの頭の中にユメアキが思い出されていた。
そして、、同じスニーカーを履いていたことを思い出したワコは靴を磨き始めるのだった。
ユメアキとの再会
「学生証を返さなきゃ」と思うワコ。
そんな中、映画の営業終わりにユメアキがなくした学生証を探しに訪ねてくる。
ワコは映画館に案内し、一緒に学生証を探すフリをするが、ユメアキに「学生証はない」と偽る。
すると、ユメアキが「誰もいない映画館っていいですよね?」と話しかけてきて、ワコが好きでも合った沖原監督(川谷絵音)の映画の話で盛り上がるのだった。
そして、ワコは「よかったら映写室も見ませか?」とユメアキに内部まで案内する。
その後、別れ際にワコは、「学生証を見つけ次第連絡しますので、お名前と連絡先を教えてくれませんか?」と聞き、ユメアキの連絡先を交換するのであった。
その時も、ユメアキから「 スニーカーかぶってますね。」と話題に盛り上がるのだった。
迷い
ワコの頭の中ではユメアキのことがチラついていた。
彼氏のふう君から体を求められても、「(ユメアキが右手を怪我していたため)左手だけでして」とユメアキを連想しながら行為にふけるのであった。
そんなワコであったが、ふう君との出会いを思い出す。
ふう君も始めはワコにとってレアだった。
そして、「ふう君が私を選んでくれたし、ふう君も私がレアなはず・・・」と思う。
しかし、
「たまたま見たい映画がかぶっただけ、どうせ私も映画館行くし、あの子も映画館に行くんだから・・・」と自分を納得させ、ユメアキに電話をかけるが・・・
第1話「映画館の恋」の感想
アラサー女子の心境がリアルに描かれている作品でした。
しかも、それはワコだけでなく、ワコの映画館の同僚の水野晴子(伊藤沙莉)の「男女平等なんて、男に生理が来てから言えっつーのですよ」というセリフも印象的で、男性にとっては理解しにくい女子の心情を勉強出来るかもです。
特にワコがユメアキの連絡先を入手するために取ったあざとい行動にはビックリです。
恐らく顕在意識での行動ではなく、普段から感じていた彼氏への不満や自分の隠していた本音などが潜在意識下で蓄積されて、その様に動くように仕向けたのでしょう。
次回以降、それがもっとより表面化していくと思うのですが、どの様に勃発して、ワコがどの様な行動を取るのかが見どころですね。
因みに次回のあらすじ・ネタバレは下記のリンクからです。
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ドラマ「恋のツキ」第2話結末までのあらすじ・ネタバレ・感想
ドラマ「恋のツキ」の第2話のあらすじ・ネタバレ・感想です。 前回のあらすじは下記のリンクからです。