第5話 「雨に唄えば」の結末までのあらすじ・ネタバレ・感想です。
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ドラマ「恋のツキ」第4話結末までのあらすじ・ネタバレ・感想
目次
第5話 「雨に唄えば」の結末までのあらすじ・ネタバレ
伊古ユメアキへの約束
映画はラストがいまいちでも、途中でちゃんと楽しめたなら、私は十分良い映画として心に残す。
だけど恋愛は・・・
彼氏がいたことを打ち明けるワコに、「いや、だっていないって!一人だって言ってましたよね?」とユメアキが言う。
ワコは「嘘でした・・・」というが、ユメアキはまだワコに彼氏がいることが信じられずにもう一度だけ彼氏がいるのかを聞く。
ワコはその質問にただ黙って頷くだけであった。
ユメアキが「じゃあ、僕はワコさんの何だったんですか?」と聞くと、ワコは「好きな人」と答える。
ユメアキが続けて「じゃあ彼氏は?」と聞くと、「彼氏は彼氏。」とワコは言う。
ワコは必死にユメアキに謝るが、「触るな!」とユメアキはワコの差し伸べる手を拒む。
そして、ユメアキはワコが自分がいないところで、彼氏と楽しい時間を過ごしていたり、エロいことをしていたことを思うと、怒りが収まらなかった。
そんなユメアキにワコは彼氏とは冷めきった関係であることを伝え、「彼と別れるから。絶対別れてくるから待ってて!」と言って、ユメアキを後ろから抱きしめるのであった。
巡ってきたこのチャンスを逃しちゃダメなんだ・・・
ワコは心の中でそう思う。
優柔不断
ワコの前の彼氏は最初は満点だったけど、別れる時はマイナスであった。
ワコが浮気現場に居合わせて、裏切った元彼のことを拒絶すると、そのまま「分かったよ。」と言って去っていった。
今思うとあのあっさりは正しかったのかもしれない・・・・
ワコは自分も早いところ決断しないと、どちらにも失礼だと考えていた。
しかし、そんな時、ふう君が「サイズ大丈夫だと思うんだけど、安物だけど、ここ数年の俺の買い物の中で一番高い買い物。本当は31日のワコの誕生日まで待とうと思ったんだけど、ちょっとでも若いうちがいいかなと思ってさ。」と言って、指輪の入った箱を差し出す。
ワコはそれに動揺してコップの麦茶をこぼし、「服が濡れちゃったから、シャワーを浴びてくる。」と言って、一旦その場を離れるのだった。
シャワーを浴び終わった後も、一向に指輪の入った箱は開けなかった。
この4年でふう君は私の一部になってしまった・・・
それを綺麗に剥がせるのかな?
その痛みに耐えられるのかな?
でも、大丈夫。伊古君の待ってくれてる。
伊古君となら、きっと憧れてたずっとラブラブな日々が手に入る・・・・
そんなことを考えるワコであったが、ふう君の匂いも温もりもこれで最後かなと思うと、「ムリ・・・」と言葉が出てしまうのであった。
映画館の閉館
ワコの働いていた映画館が閉館することが急遽決まる。
ここがなくなる・・・
伊古君との思い出もなくなる・・・
ワコはふとそう思う。
閉館すると聞いて、沖原監督が映画館にやって来る。
ワコは館長に頼まれて、沖原監督を映写室に案内する
すると、沖原監督が自身のデビュー作のフィルムを見つけ、「懐かしいな。失敗したんですよ、このシーン。二人を別れさせなきゃ良かったなと思って。ラストがいまいちだと全てが台無しなんです。」と言う。
その言葉を聞いたワコは、「そうだよね。この夏はなかったことにしよう。」と心の中で決心する。
しかし、自宅でワコはふう君に些細なことで、つい感情をぶつけてしまう。
それでも、ワコは直ぐにふう君に抱きつき、求め合うのだっだ。
そして、ワコはユメアキに「伊古君。伝えたいことがあります。明日バイトが終わったらいつもの神社で待ってます。」と連絡するのだった。
神社でのワコとユメアキ
翌日、ワコは神社でユメアキと会い、借りていた傘を返す。
さらに、ワコが映画館が潰れることを伝えると、ユメアキは「そんな急に。この町で一番最初に見つけたお気に入りの場所なのにそれにワコさんとの思い出の場所なのに・・・」と言う。
そんなユメアキにワコは「学校が始まったら、友達もできるだろうし、そうしたら新しい場所もたくさん見つかるよ。」と言って励ます。
すると、ユメアキは「ワコさん、彼氏とは別れてきたんですよね?」と言うが、ワコは彼氏とは別れられないことを伝える。
しかし、ユメアキは「お互いもう冷めてるんでしょ?僕のこと好きって言ったの嘘だったんですか?」と言う。
ワコは「嘘じゃないよでも・・・彼氏には愛着というものがあって、結婚の話も出てて・・・」と言うが、ユメアキは「そんな状態で最後の人決めちゃっていいんですか?」と言う。
ワコは「じゃ~伊古君が最後の人になってくれる?私が40の時、伊古くん24歳だけど絶対に飽きない?一生妥協抜きで好きでいてくれる?」と聞くと、ユメアキはきっぱりと「絶対好きでいます。」と答える。
だが、ワコは「絶対なんてないんだよ。私も自分が浮気することなんて絶対にないと思っていたから・・・」とユメアキに話していると、そこにふう君がやってくる。
修羅場
「なんで?」と唖然とするワコに、ふう君は「なんでって、こっちが聞きたいくらいだけど。仕事終わって家に帰る途中でワコが傘持って走るの見えたからさ。おかしいじゃん。雨降ってないのに。怪しいじゃん。だからついてきただけ。全部聞いてたよ。」と言う。
ユメアキはふう君にワコへの思いを主張するが、ふう君から「じゃあワコとどうなりたいの?まだガキだろ!親の金で生きて守られる立場で何ができるの?」と一喝される。
すると、ふう君が「お前だろ?この前、電話してきた奴」と聞くと、ユメアキは「ホテル行った日ですか?」と挑発する。
ふう君はワコに「ワコこいつが言ってること本当なの?本当なのかって?」と聞くが、ワコは呆然として何も答えない。
呆れたふう君はその場を去ると、ワコは「ごめん」と言って、ユメアキを置き去りにして追いかける。
ワコは「ふう君、違うの。してないの。あの時、私生理だったし、挿れてない。」と主張するが、ふう君から「触んなよ。」と三行半を突きつけられる。
その後、ワコが神社に戻ると、ユメアキはもうそこにはいなかった。
映画はラストがいまいちでも、途中でちゃんと楽しめたなら、私は十分良い映画として心に残す。
だけど恋愛は全部台無しだ・・・
第5話 「雨に唄えば」の感想
まさに「二兎追うものは一兎も得ず」でしたが、ワコにとって最悪の結果を迎えることになりました。
今回の話の中で印象的だったのが、ワコに「ずっと好きでいてくれる?」と聞かれたユメアキが「絶対好きでいます。」と言ったシーンです。
そこに若さと恋愛経験のなさを感じました。
今のユメアキにとって、女性としての選択肢はワコしかありません。
選択肢が限られている状況であるから、「絶対好きでいます。」と本気で言えたのでしょう。
ですが逆に、選択肢がいくつもあったら、人間誰でも迷います。
ワコの「絶対なんてないんだよ。私も自分が浮気することなんて絶対にないと思っていたから・・・」という言葉がそれを象徴しています。
俳優の石田純一さんが「二兎追うものは三兎目が出て来る」と言っていますが、次回以降ワコにとって新たな出会いがあるのか、それとも2人のどちらかと関係が修復するのかが気になるところです。
是非、視聴してみてください!
因みに、次回までのあらすじ・ネタバレは下記のリンクからになります。
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