ドラマ「宇宙を駆けるよだか」第6話(最終話)「決断」のあらすじ・結末までのネタバレと感想です。
前回のあらすじは下記のリンクからとなります。 ドラマ「宇宙を駆けるよだか」第5話「嘘」のあらすじ・結末までのネタバレと感想です。 前回のあらすじは下記のリンクからとなります。
ドラマ宇宙を駆けるよだか第5話結末までのネタバレと感想
第6話(最終話) 「決断」のあらすじ・結末までのネタバレ
然子の葛藤
公史郎は然子が前に「私ね、もともと死ぬつもりだったんだ。」と言っていたことを思い出し、身を案じる。
あゆみと公史郎と火賀は3人で手分けして、雨の中、然子を探すのだった。
その頃、然子は「外見を変えたって中身は変わらない。 中身って何?私って何?」と思いながら、街中をさまよっていた。
然子は宇金の元を訪ねて、公史郎が考えた入れ替わる方法を伝えるのだった。
宇金はその方法に感心しながら、然子に戻るつもりがあるのかを聞く。
然子が「そんなわけないでしょ。」と答えると、宇金は10年前に自分が資産家の娘と入れ替わったが、元に戻ろうとして戻れなくなった話をする。
そして、宇金は「あなた、このままだったら私と同じようになるわよ。」と 警告するのだった。
赤月の森
クラスメイトは夜になっても、然子のことを街中で探し回っていた。
あゆみは然子が行きそうな場所を探るため、然子の母親に自分は本当の然子ではないことを告げて、質問する。
然子の母親は最初はあゆみを相手にしなかったが、あゆみのただならぬ態度に「赤月の森」と教えるのだった。
公史郎、火賀、あゆみはそれぞれ赤月の森の中で然子を探す。
あゆみは森の中にある棟の中で、然子を発見する。
そして、そこに公史郎と火賀もやってくるが、然子は「シロちゃんが迎えに来たのは私じゃない。この体でしょ!」と一緒に帰ることを拒絶する。
そんな然子に公史郎は、「そうだね。僕の気持ちに期待しないでくれ。 元に戻ろうがその姿にいようが、俺が君に恋愛感情を持つことはない。絶対に!共感できる部分はあったし、海根さんが生きてきた環境を思えば同情できる部分もあるんだ。でも、このままあゆみちゃんに体を返さないというのならば、それはただの逆恨みだ。俺は心底、君を軽蔑する。」と言う。
さらに火賀も責めるが、あゆみは然子の体になったからこそ分かる然子の苦しみを代弁してあげるのだった。
しかし、然子には3人に発言が綺麗語にしか聞こえなく、より怒りの感情を爆発させる。
だが、そこに然子の母親が突然やってくるのだった。
説得
然子の母親はあゆみの姿をしているのにもかかわらず、迷わず然子のもとに行き、ピンタする。
然子の母親は「初めは信じられなかったけど、一目見て確信したわ。 然子が大変ご迷惑をおかけしました。」と言って、然子に謝罪させようとする。
しかし、然子は「今さら母親ヅラしないで!」 と怒りをぶつけ、謝罪を拒否するが、「こんな可愛い顔になれたのに、性格は変わらなかったのね。かわいそうな子。」と然子の母親に言われてしまう。
すると、然子は「私は体と一緒にあんたを捨てた。元々家族とは思ってないけど。」 と言って、カバンからカッターを取り出し、屋上へと逃げる。
屋上に追い詰められた然子は自分(あゆみ)の顔をカッターで切り刻もうとするが、然子の母親がやって来て、然子をギュッと抱きしめるのだった。
そして、然子の母親は「ごめん、然子。あなたをここまで追い詰めていたなんて。一人にしてしまってごめん。」 と然子に謝る。
然子は「今さら遅いんだよ!」と言うが、あゆみ達の温かい言葉に触れ、考え直すのだった。
元の生活へ
その翌日、 赤月の日に公史郎が考えた作戦を実行した。
まずはあゆみと火賀、次に然子と公史郎が入れ替わった。
それから1週間後の最後の赤月の日、あゆみと公史郎、然子と火賀が入れ替わることができれば、 全てが元に戻るのだった。
あゆみと然子は屋上で飛び降りる準備をするが、その時、然子はあゆみに「ありがとう。」と伝える。
そして、2人は一緒に屋上から飛び降り・・・・
翌朝、あゆみが学校に向かおうとすると、公史郎と火賀が家の前に立っていた。
そして、以前の仲の良い3人の関係に戻る。
一方、然子は前とは違って、朝起きると母親が優しくおにぎりを差し出してくれるのだった。
ラストの結末
あゆみは学校に向かう途中、公史郎から髪留めを渡される。
それは、火賀があゆみを勇気づけるためにあげたものだった。
あゆみは今までのことを思い出し、公史郎に「私はシロちゃんの彼女に戻れない。火賀とも付き合えない。やっぱり何も知らなかった頃の私には戻れないんだ・・・」と言う。
すると、火賀はあゆみを連れ出し、「お前は俺のことが好きや。でも、それは友達としてや。お前がほんまに恋してるのは誰や?お前を戻すために一番苦しんだのは誰や?あいつやろ。気遣って迷うなよ!」 と言って、あゆみから自分が渡した髪留めを預かる。
そして、火賀は一人去っていくのだった。
その後、公史郎がそこにやって来て、あゆみと元の関係へと修復していく。
一方、火賀は中々クラスの中に入っていけない然子を見つけ、勇気づけてあげるのだった。
然子は火賀の後押しもあり、すんなりとクラスに馴染む。
火賀もいつも通りのクラスの人気者として、振る舞うのだった。
放課後、あゆみと公史郎と火賀と然子はいちごパフェを食べに行くが、公史郎は火賀に自分が得するのような作戦だったことを打ち明けるのだった。
第6話(最終話) 「決断」の感想
一連のドラマを通して、外見は同じでも、雰囲気や言葉遣いが違うだけで、こんなにも印象が違うのかとキャラクターの重要性を痛感させられます。
というより、演じていた俳優や女優さん達の演技が素晴らしかったとも言えるでしょう。
よく「見た目が9割」なんて言われますが、そんな事ありません。
容姿や外見だけでなく、自分がどういった雰囲気を醸し出しているかというところまで考えていった方が良いなと感じました。
また、ドラマの内容で言えば、火賀は最後まで良い人すぎでした。
あのまま終わってしまうと、良い人過ぎる人は損をするみたいな感じになってしまいますが、間違いなく火賀はとても魅力的な女性と結ばれるでしょう。
そう思える、カッコ良い男でした。
是非、火賀の男っぷりを見てください!