韓国ドラマ「ミスターサンシャイン」第24話(最終話)のあらすじ・結末までのネタバレと感想です。
因みに、前回までのあらすじは下記のリンクからになります。
目次
イ・ビョンホン/キム・テリ主演
「ミスターサンシャイン」第24話(最終話)のあらすじ・結末までのネタバレ
日本軍の横暴
ヒソンは宮廷で役職についた重鎮達の写真を撮っていた。
一方、ユジンは花月楼の店主となっていたイ・ドンムンを射殺し、義兵の名簿を奪い返していた。
すると、花月楼にク・ドンメがやって来て、ユジンは「花月楼を取り返しておいた。少し血は飛んだが、遠慮せず受け取れ。」と言う。
だが、そこに日本軍が輿をめがけて発砲した音が聞こえてくる。
日本軍は輿の中にエシンがいないのを確認すると、そのまま去っていく。
しかし、長谷川大将は手ぶらで戻った兵士達を責め、死んだ朝鮮人を暴徒と仕立てるように再び輿のもとに向かう。
その頃、銃声の音でエシンが駆けつけると、そこに横たわっていたのは側近や義兵の仲間達だった。
中でも、エシンはいつも一緒いた側近のハマン宅の死を悲しみ、その場を動けなくなる。
すると、日本軍が再びやって来るが、エシンの存在に気付いた街の人々が、エシンを囲んで日本軍から見えないようにして守リ始める。
「どけ!」と言っても聞かない街の人々に、日本軍は諦めてその場を去るのだった。
ユジンはク・ドンメと協力して、日本軍から馬を奪い、エシンに渡す。
エシンはユジンと別れ、その馬で義兵の新たな拠点へ合流するのだった。
3人の友情
ヒソンは日本の蛮行に関しての記事を発行し、街中に配っていた。
そんな時、ユジンがヒソンに会いに来て、居酒屋へ行く。
すると、そこにはク・ドンメもいて、久しぶりに3人で酒を酌み交わし、互いを友人として認め合うのだった。
日本軍は義兵に懸賞金をかけて、情報を集めていた。
そんな中、ク・ドンメは街中で血を吐いて、倒れてしまう。
だが、ユジンが花月楼で介抱すると、ク・ドンメは目を覚ます。
ク・ドンメ「今日は死ねない。15日(エシンの借金返済日)だから。」と言う。
ユジンが花月楼から出ると、カイルが知人の英国人記者が義兵の取材をしたいとユジンに申し出る。
ユジンはその記者を義兵のもとへ連れていき、義兵の現状や活動を記者に周知してもらうように協力してもらうのだった。
その時、ユジンはエシンと会話を交わすが、お互いに婚約指輪を持っていたのだった。
一方で、エシンはク・ドンメに借金を返済しに行く。
しかし、ク・ドンメは「今日が最後です。完済しました。もう来なくていい。」と言って、エシンに別れを告げるのであった。
ク・ドンメの死
義兵に加わっているイルシクとチュンシクは、夜中、日本軍と繋がっている密偵を暴き出し、誅殺する。
だが、日本軍が義兵の拠点に迫っていたため、自分達が囮になって逃げ、仲間を逃がすのだった。
義兵は新たな拠点に移ったが、ファン・ウンサンはユジンを呼び出し、資金を渡して、子供や女性、若者とエシンのために、平壌までの切符を買ってもらうように頼むのだった。
ク・ドンメは日本から武臣会が港に来るのを待っていた。
すると、武臣会の集団がかつてのク・ドンメに従順な子分だったユウゾウの遺体を手土産にやって来る。
ク・ドンメは武臣会の人間を一人でも多く斬り殺そうとするが、多勢を相手に力尽き、果てる。
ク・ドンメは死を直前に、エシンの姿を思い浮かべるのだった。
鉄道計画とヒソンの逮捕
ファン・ウンサンが率いる義兵は満州にいるイ・ジョンムン(元宮内部大臣)とソン・ヨン(義兵)に合流すべく、陸路と鉄道に分かれて、平壌経由で目指すことにする。
そこに、ユジンも加わるのだった。
計画当日、エシン達は先に鉄道に乗り、ユジンは後から義兵に加わりたいと願い出ていたスミと共に乗ろうとするが、駅に日本軍が張り込んでいたため、スミに荷物を託して、学堂に向かわせる。
そして、ユジンは鉄道に乗るタイミングを伺っていたが、目の前を通りかかった日本人の黒田男爵に話し掛け、何食わぬ顔で駅構内に入り込む。
だが、先に鉄道に乗っていたエシンが日本軍の異様な空気を感じ取り、鉄道を無理やり発車させる。
それを見たユジンは黒田男爵を連れて、何とかその鉄道に乗るのだった。
その頃、ヒソンは自分の身に危険が及ぶことを察し、身の回りの整理をしていた。
だが、そこにヒソンが反日号外新聞を発行している知った日本軍がやって来て、ヒソンを逮捕するのだった。
窮地とヒソンの死
鉄道に乗ったユジンはエシンと合流する。
ユジンが銃を確認すると、弾丸は一つしか残っていなかった。
だが、車内では日本軍が乗客を一人ひとり調査していた。
そこで、ユジンはもう一度、エシンの側から離れ、特等室の黒田男爵のもとに行く。
一方、陸路のファン・ウンサン達は日本軍に情報が漏れていたため、圧倒的な戦力を前に死を覚悟で突撃していた。
逮捕されたヒソンは日本軍から激しく折檻を受けていた。
そして、頭部を殴打されたヒソンは横たわり、動かなくなるのだった。
ユジンとエシンの最後
日本軍がエシンのいる車両にやって来る。
エシンが見つかるのも時間の問題となると、エシンは自ら名乗り、日本軍と銃撃戦を始める。
しかし、数で圧倒する日本軍の前に為す術がなく、窮地に追いやられるが、ユジンが黒田男爵を人質にしてやって来る。
ユジンは日本軍を後ろの車両に後退させながら、エシンに「一応言っておく。泣かないでくれ。これは私の歴史でラブストーリーだ。だから行く。あなたの勝利を願う。あなたは前へ進み、私は後ろへ。」と言う。
そして、トンネルに入った瞬間にユジンは後ろの車両に移り、最後の銃弾で車両の接続部分を撃ち、車両を切り離すと、ユジンはエシンの目の前で日本軍に撃たれ、死ぬ。
だが、エシン達はユジンのおかげで逃げ切ることに成功するのだった。
結末
通訳官のグァンスは泣きながら高宗に死んでいった義兵達の名前を報告する。
その中にはファン・ウンサンの名前もあった。
また、グァンスはカイルにユジンが朝鮮の外国人墓地で眠れるように、手紙を出して働きかけるのだった。
スミがユジンから託されたカバンを開けると、そこにはユジンの母親の形見やエシンとの2ショットの写真が入っていた。
イルシクとチュンシクがへドュリオ(質屋)に戻ると、ヒソンから間借り賃として時計が置かれていた。
さらに、2人のもとには、ユジン達の縁の品が運ばれてくるのだった。
2年後、満州でエシンは義兵を訓練していた。
そこにはスミの姿もあった。
1919年、京城の外国人墓地、成長したドミがユジンの墓を前に敬礼する。
その墓には「高貴で偉大な者。遠足先の朝鮮で眠る」と記されていた。
「ミスターサンシャイン」第24話(最終回)の感想
ハッピーエンドを期待していましたが、結局、エシンに恋した3人の男達は皆死んでしまいました。
3人ともエシンの活動を自分達なりに支援していたので、エシンが自分の志に従って、前に進むことが、彼らの愛に応えるということなのでしょう。
ですが、個人的にはユジンと一緒に米国へ行くという展開をどこか期待していました。
それだけに切ないです。
ただ、物語全体としては、展開も早く、アクションシーンも迫力満載でとても楽しめました。
また、最終回のエンドロールに、出演者とスタッフとの写真がありましたが、とても雰囲気の良い現場だったのだなと感じます。
是非、視聴してみて下さい!